チョウ・ユンファ見たさに友人と見に行った。いやいや良かった。感動した。終わっても暫く席を立てないくらいだった。

 ストーリーを全然知らずに、ただ、ワイヤーアクションが凄いらしい、っていうのと、チョウ・ユンファが頭剃ってる、っていうのだけで見たかったんだけど。さすがアカデミー賞にノミネートされてるだけある。

 男性が見ても感動するでしょうが、女性が見ると、その主題には女性の生きる道についても深く考えされられる面も含んでいるので、より共感、感動すると思う。

 武侠のアクション物でありながら、切ないロマンチックな話でもあるのだから。最後、チョウ・ユンファがミシェル・ヨーに言う「(おまえと一緒になれなくて)人生を無駄にしてしまった・・・」。泣いた泣いた。マジで号泣しそうになった。(笑)

 チャン・ツィイーも可愛い顔して、勝ち気で暴走してしまう若い情熱を身体一杯に表現して、素晴らしかった。最後の彼女のフライイングは、いろんな意味に於いて、関わった人達への償いの気持ちが、
そうさせたのでしょうか・・・。チャン・チェンとの最後のラブシーンは切なくて泣けたよ。

 ワイヤーアクションにも釘付けで、呆気に取られたように見てた。ミシェル・ヨーとチャン・ツィイーの最初の戦いは、凄かったよ。屋根の上をタッタッタと走り回り、壁を蹴り、足を絡めあって、殴る蹴る。ダンスのようでもあった。美しい。必見。チョウ・ユンファには、道を極めた者だけにあるオーラがあって、心の中を見透かされそうな目をしていた。見て損はない、と思うよ。

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